週末の全米映画ランキング:8月11~13日
『死霊館』スピンオフ『アナベル 死霊人形の誕生』が首位!
- 『アナベル 死霊人形の誕生』(日本公開10/13)
- 『ダンケルク』(9/9)
- 『The Nut Job 2: Nutty by Nature』(未定)
- 『The Dark Tower』(未定)
- 『The Emoji Movie』(未定)
- 『Girls Trip』(未定)
- 『スパイダーマン:ホームカミング』(公開中)
- 『Kidnap』(未定)
- 『The Glass Castle』(未定)
- 『アトミック・ブロンド』(10/20)
1位は『ソウ』でお馴染みのジェームズ・ワンが手がけた心霊スリラー『死霊館』シリーズのスピンオフ『アナベル 死霊人形の誕生』でした。スピンオフでありながら続編という複雑な位置づけ(前作は『アナベル 死霊館の人形』)ですがこのヒット。独立したシリーズとして評価されるかもしれません。
3位の『The Nut Job 2: Nutty by Nature』はカナダ・韓国・アメリカ合作のCGアニメーション作品です。4000劇場を超える公開規模ながら、興行収入は約1600万ドルといういまいちなオープニングとなりました。
初登場9位の『The Glass Castle』はジャネット・ウォールズのノンフィクション小説「ガラスの城の子どもたち」を原作とした映画です。作者自身をモデルとしており、異質な両親に育てられた娘が成功を収めるストーリーとのこと。監督は『ショート・ターム』のデスティン・ダニエル・クレットン、主演は『ルーム』のブリー・ラーソンです。
参考:Weekend Box Office Results for August 11-13, 2017 - Box Office Mojo
週末の全米映画ランキング:8月4~6日
スティーブン・キング原作『The Dark Tower』が辛勝!
- 『The Dark Tower』(日本公開未定)
- 『ダンケルク』(9/9)
- 『The Emoji Movie』(未定)
- 『Girls Trip』(未定)
- 『Kidnap』(未定)
- 『スパイダーマン:ホームカミング』(8/11)
- 『アトミック・ブロンド』(10/20)
- 『Detroit』(未定)
- 『猿の惑星:聖戦記(グレート・ウォー)』(10/13)
- 『怪盗グルーのミニオン大脱走』(公開中)
『The Dark Tower』は1950万ドルという成績で初登場首位を飾りました。しかし、公開3週目の『ダンケルク』がいまだに1760万ドルを稼いでいるので少し寂しい結果です。批評家からの評価もあまりよろしくないようで、しぶとく生き残れるかが成功のカギですね。
5位に登場した『Kidnap』はハル・ベリー主演の誘拐サスペンス映画。なんと2014年製作の映画です。製作会社の破産により公開が見送られていたにもかかわらず、なかなかの滑り出しなので内容が気になるところです。
先週16位から8位にジャンプアップした『Detroit』は『ハート・ロッカー』でアカデミー監督賞を受賞したキャスリン・ビグローの新作です。1967年に起きた「デトロイト暴動」を描いており、なかなか重厚なドラマ作品に仕上がっているようですね。
The dark tower official trailer
参考:Weekend Box Office Results for August 4-6, 2017 - Box Office Mojo
『東京喰種 トーキョーグール』 誰よりも原作ファンに向けて
人の姿をしながら、人を喰らう、怪人“喰種(グール)”が潜む東京。その脅威に人々は恐れを感じていた。
読書好きの平凡な大学生・カネキは、通い詰める喫茶店「あんていく」で、自分と同じ作家の本を愛読する女性・リゼと出会い、想いを寄せる。自分の運命を大きく変えることになるとは知らずに…。人の命を奪い、喰い生き永らえる “喰種”の存在に疑問と葛藤を抱きつつ、あるべき世界の姿を模索する青年の未来は―!?
2011年の連載直後から圧倒的な支持を得て、すでに単行本累計2300万部を誇る超人気コミック「東京喰種トーキョーグール」を実写映画化!
(映画『東京喰種トーキョーグール』 公式サイトより)
原作となったコミックは第1部となる全14巻を読んだことがあります。アニメも放送当時に2期とも鑑賞済みです。そういったひいき目を抜きにしても、さいきん流行りのマンガ原作の実写映画のなかでもいちばん好きかもしれないですね。
※ストーリーのネタバレはしていません。映画だけではわかりにくい点を最後にネタバレしています。
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