『ジョン・ウィック:チャプター2』は世界観が秀逸!キアヌと同じラーメンも食べました!
前作からたった5日後を描く本作。
「俺の車!」と、いきなりのカーアクションから始まります。
最初からフルスロットルなので序盤は興奮してたけど、闘い続ける彼を見ていたら徐々になんか悲しくなってきちゃって…。
というのも、ジョン・ウィックはとある人物にも指摘されるのですが、復讐に妄執しているように見えるんですね。
引き際を知らず徹底的にやることは彼の本質ではありますが、失うものがなくなるまで、それこそ自分自身が破滅を迎えるまで止まれないように見えて、悲痛な闘いぶりに辛くなってきてしまいました。
ただやっぱりアクションはかっこいい!見事な殺りっぷり!
必ずヘッドショットで止めを刺す闘い方はあいかわらずに、アクションのバリエーションが増えて全体的にボリュームアップをしていますね。
全方位から銃を突きつけられるイメージショットもありましたが、ジョン・ウィックを狙う刺客も増え、どこから襲撃されるかわからない!という緊張感もドキドキです。
前作ではコンチネンタル・ホテルという存在で裏社会の設定を垣間見せてましたが、今作では裏社会の掟である“誓印”がキーワードとなっており、イタリアンマフィア「カモッラ」や「主席連合」といった存在がジョンの敵役の強大さを知らしめます。
話を展開させるにあたり、こういった設定を煮詰めるところはいいですね。
人物描写の薄さは確かに物足りないところではありますが、裏社会の人間が垣間見せるパーソナルな部分に胸を締め付けられるのも魅力ではあります。
また、じぶんがいちばんアガったところはテーラーやソムリエ、アカウント部などの存在ですね。
裏社会(殺し屋)を支える存在としての活躍が描かれることで、世界観の広がりと奥深さを感じられてたまりません!
洒落の効いた会話がまたセンス抜群でかっこいい~♪
続編ではさらに孤立無援、四面楚歌な彼の闘いに、いよいよ涙ながらの鑑賞を禁じ得ないのでは…と思っております。
次作のオープニングシークエンスでは「ホームレスになっているジョンが殺し屋に気づいてもらえない」ところから始まるはずなので、(プライベートのキアヌじゃん!)っていう総ツッコミによる幕開け…なんてところまで想像してしまいました!
キアヌと同じラーメンを食べたよ
無類のラーメン好きで知られるキアヌ。今回の来日では「九州じゃんがら」というお店に足を運んだとのことで、『ジョン・ウィック:チャプター2』の鑑賞後に日本橋店でラーメンを食してきました。
キアヌは全部入りだったのですが、あまりお腹が空いていなかったので同じ「こぼんしゃん」の味玉(半熟)+めんたいこトッピングを注文。
濃厚だけど口当たりの優しいスープは、マー油の風味が口の中に広がって食が進み、スープまで飲み干してしまいました。
いっしょに行った相方さんはふつうの「九州じゃんがら」を注文してましたが、こぼんしゃんに比べるととてもマイルドで食べやすく、卓上の紅しょうがや辛子高菜でアレンジして楽しむと美味しさが何倍にも広がります。
今回利用したTOHOシネマズ日本橋からもそう遠くないので、また鑑賞後には寄って帰ろうかなぁと思いました!ごちそうさまでした♪
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