『ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~』は予想以上の大暴走!
待ちに待った夏休み! コックス一家は“未来のシステム”搭載の新車で、バカンスへと旅立った。ところが、出発してまもなく自慢のシステムがあっさり故障、車は時速160キロでハイウェイを大暴走! 極限状態の中で、次々と明かされていく〈驚愕の秘密〉に家族は崩壊ブレイク寸前! 向かう先には人類史上最大の渋滞が─!
果たして、罪なき(少しある)コックス一家の運命は?車も悪あがきも止まらない。そして、アカデミー賞®製作スタッフだもの、まさかの大感動へまっしぐら! なのか???
ヒューマントラストシネマ有楽町のサービスデイを利用して観てきました。かなり爆笑が巻き起こってましたね。
本作はあまりなじみのないフランス製コメディということで、どんなオシャレな笑いを振りまいてるんだろうなんて思ったら、誰にでも楽しめそうなオーソドックスなコメディでしたよ。
実はあらすじも読まずに1枚の画像をきかっけに鑑賞を決めたので、どんな話なのかは知らなかったのですが、思ったよりもカーアクション満載の映画でした。それこそ『マッドマックス 怒りのデス・ロード』ばりに走りっぱなし!
これが観るきっかけとなった画像です。子どもが着けているマスクのせいでカージャックと間違えられるのでは…なんて想像してワクワクしましたね。ちなみに運転席のお父さん、ロバート・ダウニー・Jrに似てるなぁって鑑賞中にずーっと思ってました。基本的にニコニコしてるし、驚いても怒っても目がくりくりしててかわいい。
家族旅行に義父がついてきてしまって臨月近いお母さんはイライラ。そんなお義父さんのキャラが人によってはかーなーりムカつくのではないかと…笑。じぶんは(こんなおじいちゃんいたらイヤだなぁ)と思いつつ、これまた笑顔がかわいいのでほだされたのでした。
大暴走をする家族の被害者がここに…。この人物の思わぬ活躍がじぶん的には大好物でしたね。彼がいなかったらちょっとさみしかったなぁと思うと「ありがとう!」と言いたい。むしろ『マッドマックス』っぽさは彼にあると言っても過言ではないです。
ちなみに低評価をしている人の意見に「予告編でいいところ見せすぎ!」というものが多かったのですが、今観てみたらたしかに(鑑賞前に観なくてよかった…)と思いました。これから鑑賞予定のある方はぜひ予告編を回避して劇場へ!