スパイダーマン:ホームカミング
公開初日の8/11(金)にIMAXで鑑賞してきました!なんとIMAXカウントダウンがスパイディ仕様になっていて大興奮!さらにマーベルロゴのBGMも「スパイダーマンのテーマ」アレンジが効いていました!冒頭からテンションMAXですね♪
※ネタバレ前には注意書きがあります。
トム・ホランドがかわいい!
主人公ピーター・パーカーは若干15歳!そして演じるトム・ホランドは21歳!若いですねぇ。サム・ライミ版『スパイダーマン』では27歳のトビー・マグワイアがピーターを演じ、リブートの『アメイジング・スパイダーマン』のピーターはアンドリュー・ガーフィールドが28歳で務めました。
その比較からも役とのギャップが少なく、原作設定にも忠実であろうとすることが伝わります。『スパイダーマン2』でトビーが「まだ子どもじゃないか…」と言われるシーンがあるのですが、立派な大人でしたからね…(ಠ﹏ఠ)
等身大のティーンとしての描かれた方がとてもリアルで、共通のオタク趣味を持つ親友がいて、部活にも入っていて、憧れの女の子がいて…というスクールライフを中心に物語が進みます。同世代は身近に感じられ、年上の人はきっと(見守りたい!)と思わされるはず。
テンポのよさに観客もノってくる!
スパイディはお調子者で、戦闘中でも軽口を叩いたりするキャラクターです。初登場した『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』を観た方はご存知だと思いますが、終始あのノリで闘っています。
もともとは内気な性格ですが「スパイダーセンス」と呼ばれるスーパーパワーを身につけ自信を持てるようになったことで調子に乗ってるのかも…?それもあるかもしれませんが、何より弱気になりそうな自分を「やらなきゃ!」「やればできる!」と勇気づけているのだと思います。そんな彼を応援したくなるんですよね٩(๑`ȏ´๑)۶
ピンチにも悲観的になりすぎず、巨悪にも勇気を振りしぼり立ち向かう。でも恋愛には奥手で、ディスられても言い返せない。そんなピーターの姿をテンポよく、ときにスピーディーに追い立てるように見せてくれるので飽きる暇がありませんでした。
スパイダーマン・ユニバースで想像が広がる!
コミックやアニメではいろんなスパイダーマンがいます。なんとパラレルワールドのスパイダーマンが集まって闘うなんて展開もあり、かなり自由度の高いシリーズだなぁと感じます。
せっかくなので映画のほうもトビー・スパイディとアンドリュー・スパイディがトムホ・スパイディのもとに現れて「えっ?君は別次元のぼく?!」って共闘してくれたらいいのに…なんて想像してしまいました(*´◒`*)
スパイダーマンの映画シリーズは今後、MCUの『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のほか、本作の続編『ホームカミング2(仮)』や、ヴィランが主役となるトム・ハーディ主演の『ヴェノム(仮)』や先日発表された『シルバー&ブラック(仮)』などのスピンオフまで公開を予定しています。いやぁ楽しみですねぇ♪
※以下でネタバレをしています。
新たなスパイダーマンの誕生!
今作ではトニー・スターク(アイアンマン)からもらったスーツで闘っています。さすがスターク製、サポートAIの搭載や盛り込みすぎな各種機能など、笑いどころもコミコミです。
そんなトニーとの関係もまた魅力的で、まさに父子のような雰囲気。スパイダーマンといえば「大いなる力には、大いなる責任が伴う」ということをベンおじさんの死により学ぶエピソードが印象的ですが、今シリーズではそれが割愛されており、トニーによる「スーツがないと何もできない者にスーツを着る資格はない」という言葉が残されました。特殊能力のないトニーがいかにヒーローとして生きてきたか、自戒の念が込められたとてもよいセリフですね( ー̀дー́ )
そう、スーパーパワーやハイテクスーツが人をヒーローにするのではなく、どんな精神を持ちどんな行動を起こすのか、それが人をヒーローたらしめるのですね。父のように感じ(たかは定かではないですが)憧れたトニーに認められたいピーターと、そんな彼を息子のように感じ(そして自分を父と重ね)間違った道に進ませたくないトニー。なんてステキなんだろう…。
さいごには新たなスーツを託そうと、そしてアベンジャーズ加入へ勧誘しようとするトニー。それに対しピーターは“自らの意思”で「親愛なる隣人」であることを決めます。ヒーローらしくなった彼の姿にトニーもうれしそう。思わずうるっと来てしまいました(。ŏ_ŏ。)
そうそう、さいごにチラ見せされたスーツですが、デザインは異なりますが「アイアン・スパイダー」(3本のスパイダーアームのついた強化型スーツ)なのでしょうかね?2018年公開の『インフィニティ・ウォー』では強大な敵との対決も控えているので、もしかしたらそこで着ることになるのかもしれないですね!