『ベイビー・ドライバー』監督のエドガー・ライトが選ぶカーチェイス トップ10

素人訳ですので参考程度に…。

10『バニシング・ポイント』（1971）

ほぼ追跡劇の映画という点で、『ベイビー・ドライバー』のインスピレーションのひとつだ。

デンバー・シスコ間を15時間で走る賭けをした陸送屋。白バイを蹴散らし、パトカーをひっくり返し、限られた時間の中、時速200キロでとばしていくが、行く手にはバリケードが…!

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9『ボーン・スプレマシー』（2004）

『ベイビー・ドライバー』のスタントコーディネーターのダリン・プレスコットは本作のスタントドライバーのひとりだった。彼の担当したシーンはシリーズ屈指だよ。

ボーンは過去を捨て、行動をともにする中で愛を育んだマリーとインドのゴアでひっそりと暮らしていた。しかし、突然現れた殺し屋に襲われ…。

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8『重犯罪特捜班／ザ・セブン・アップス』（1973）

映画自体は古典的だが、中盤のカーチェイスはその残酷な結末も含めて素晴らしい。

強引なおとり捜査でマンハッタンの警察署内でも浮いた存在である「ザ・セブン・アップス」は、リーダー・バディの幼なじみビトーから犯罪組織の情報を仕入れていた。その頃、組織の幹部が誘拐され身代金を強奪される事件が頻発。だが組織は事件が外へ漏れるのをひた隠しにしていた。

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7『デス・プルーフ』（2007）

ボンネットに乗ったゾーイ・ベルによるあのラスト20分は素晴らしいシークエンスだよ。

奇才クエンティン・タランティーノが、かつて隆盛を極めたインディーズ系低予算映画「グラインドハウス」にオマージュを捧げたアクション。改造車を駆り殺人を犯すスタントマンと、スタントウーマンの死闘を描く。

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6『L.A.大捜査線／狼たちの街』（1985）

これは80年代半ばにLAのダウンタウンで撮影されたんだ。高速道路に多数の車を配した大規模なシークエンスがすごいよ。

連邦捜査官チャンスは、公私ともに最高のパートナーだった相棒を長年追ってきた紙幣偽造犯に惨殺されてしまう。復讐を固く誓ったチャンスは、新しい相棒ブコビッチとともに本格的な捜査を開始する。

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5『ザ・ドライバー』（1978）

いくつもの素晴らしいアクションシークエンスがあるが、オープニングのカーチェイスは特に象徴的で、本当に美しく撮られているよ。

“ドライバー”は銀行ギャングや強盗の逃走を請負うプロの逃がし屋。彼のドライビング・テクニックは巧みでベテランのパトカーさえも追いつけない。彼を執拗に追う“デイテクテイブ（刑事）"は“ドライバー"の逮捕に執念を燃やしていた。

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4『マッドマックス 怒りのデス・ロード』（2015）

映画全体が素晴らしいカーチェイスで占められている。ジョージ・ミラーは最高だ。最高のアクション監督ではないにせよね。

壮絶な過去を引きずりつつ、荒廃した世界をさすらう男が、大隊長フュリオサ率いる集団と出会い「緑の土地」を目指す逃避行に加わる。

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3『ブルース・ブラザース』（1980）

彼らがシカゴまでドライブする最後の20分間は驚異的だ。素晴らしい規模だね。

ブルース・ブラザースが、生まれ育った孤児院の窮地を助けるためにバンドを再結成することに決定。昔のバンド仲間を訪ね歩くハプニングだらけの道のりと、ハチャメチャなステージが笑いを誘う。

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2『ブリット』（1968）

おそらく映画の中で最初で最大のカーチェイスだ。初めてサンフランシスコの通りを使った映画で、僕にとってサンフランシスコの丘といえば『ブリット』なんだ。そこでまず思い浮かべるのはスティーブ・マックイーンの駆るマスタングのスキール音だよ。

刑事ブリットは、証言台に立つためにサンフランシスコにやってくるギャングの護衛を頼まれる。しかし、ギャングは何者かに射殺されてしまう。ブリットの執拗な捜査が開始された。

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1『フレンチ・コネクション』（1971）

これが最高のカーチェイスであるのは、物語の根本から構築されているからだ。それは賭けでもあったはずさ。今はカーチェイスシーンも少なくないだろうが、プロットの重要性やクライマックスがなければ意味はないんだ。

犯人の乗った列車をジーン・ハックマンが追いかけるシーンが見もので、高架下から列車を見上げたり、運転席からのショットがあるんだ。まるで運転手になったように感じられて、とてもエキサイティングなんだ。

“フレンチ・コネクション”、それはフランスとアメリカを結ぶ麻薬密輸ルート。マルセイユからニューヨークへ密輸される3200万ドルのヘロインをめぐって、NY市警の敏腕刑事ポパイことドイル刑事と相棒ラソー刑事が、国際麻薬シンジケートの黒幕を追い詰める！

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参照：IMDb Picks - Edgar Wright's Top 10 Car Chases in Movies - IMDb