Tokyo Zombi

映画の感想を書きます。全米の週末ランキングもまとめてます。

亜人

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ネタバレはありませんが、原作からの改変について触れています。また予告編から画像を引用しています。

綾野剛くんの佐藤さんがミスマッチだけど気になるから観よう

なんかじぶんの周り観るひと少ないな…微妙かな?やめとこ

Filmarksの評判悪くないなぁ…よし観よう
と、ここひと月で二転三転した末に、仕事が早く終わった日に映画館へ。

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うん、おもしろっ。邦画としては珍しくアクション9:説明1みたいな割合で飽きにくいです。ストーリーなんてないなーい。『スパイダーマン:ホームカミング』がそうだったように「永井(佐藤健)が亜人になったきっかけとその後」はかなり省かれていて、原作でいう面白くなってきたところからのスタートという思いきりのよさがナイスです。

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しかーし、カイくん不在や妹のキャラ変のおかげで面倒なやりとりは減ったものの、そのせいで永井の行動原理が意味不明になってしまったのは大打撃ですね。ただまぁ亜人の魅力の大部分は佐藤さんが占めているので、アニメ的な過剰演技に振り切った綾野剛くんに乾杯です。

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あ、あと山田裕貴くん!さいこーだよおー。ほぼ『ハイロー』のあの人じゃないですか。あれは監督からの注文だと思うなー。田中&高橋&ゲン、3人が暴れるあのシーン、何度も観たいなぁ。ちなみに画像は『HiGH&LOW THE MOVIE 3 予告編 60秒ver』より。

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CGもね、がんばってましたね。CGとスタントマンのアクションをうまいこと組み合わせて見た目かっこよく仕上がってましたし。佐藤健くんとユーレイ(IBM)のやりとりはなんかほほえましい。さいきんの邦画はアクションも魅せかたがうまくなってきていて本当に期待値を超えてくるので楽しいです。