週末の全米映画ランキングトップ10 (10/13-10/15)
タイムリープホラー『Happy Death Day』が首位を奪取!
- 『Happy Death Day』(日本公開未定)
- 『ブレードランナー2049』(日本公開10/27)
- 『The Foreigner』(未定)
- 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』(11/3)
- 『The Mountain Between Us』(未定)
- 『バリー・シール/アメリカをはめた男』(10/21)
- 『キングスマン ゴールデン・サークル』(2018/1/5)
- 『レゴ(R)ニンジャゴー ザ・ムービー』(公開中)
- 『My Little Pony: The Movie』(未定)
- 『Victoria and Abdul』(未定)
『ブレードランナー2049』から1位の座を奪ったのは、『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』のホラー特需を受けてヒットした『Happy Death Day』でした。自身が殺される誕生日を何度も繰り返す、ループ・ホラー・ムービーです。成績は約2,650万ドルとされ、観客の6割以上が25歳未満です。『~2049』が2週目にして客足も半減し、『IT』鑑賞後にホラーに飢えた若者にハマったようですね。
3位に初登場した『The Foreigner』はジャッキー・チェン&ピアース・ブロスナンによるアクションスリラー映画です。予想を超え約1,280万ドルを叩き出し、世界興収もすでに1億ドルを突破しています。そのうちの6,600万ドルは中国のヒットによるもので、ジャッキー人気と中国の映画市場の大きさがうかがい知れます。
ランク外の注目作品は11位にランクインした『Marshall』です。アフリカ系アメリカ人初の最高裁判所判事に任命されたサーグッド・マーシャルの半生を、『ブラックパンサー』のチャドウィック・ボーズマンが演じた史実ドラマです。821の劇場公開で約300万ドルほどの成績ですが、観客はAランクの評価をしています。
今週末公開の注目作品は、日本公開を2018/1/19に控えた『Geostorm』です。天候を制御する衛星ネットワークの暴走により、地球規模の危機に見舞われるディザスター映画です。監督は『インデペンデンス・デイ』シリーズの製作に名を連ねるディーン・デブリン、主演はジェラルド・バトラーです。
参考:Weekend Box Office Results for October 13-15, 2017 - Box Office Mojo