スクランブル
※ネタバレはありません。
高級車が主役なのに全体的に安っぽさを感じる映画でした。個人的には爆破で映画の予算がわかる気もしますが…
CG < ガチ爆破 < マイケル・ベイ
みたいな。本作はCGでしたねー。あ、でもラストは(おおっ)て思ったかも。そんなうまいこといく?!って疑問もふっ飛ぶ強引な決着!
車は詳しくないのでわかんないですけど、高級クラシックカーのラインナップはたぶんマニアにはたまらないんだろうなぁ。昔の車って曲線が多くてかわいいですよね。それが連なってブーンと爆走。クラッシュを期待してしまう不純な観客。
主演のスコット・イーストウッドくんはその名のとおりクリント・イーストウッドの息子さんですが、やっぱり似てますねー。『ワイルド・スピード ICE BREAK』のときにはそんなに似てるように見えなかったんですけど、目も口もそっくり。
メンズも魅力的ですがガールズもいいんじゃないでしょうか。ヒロインはアナ・デ・アルマス。スカヨハタイプの美人さん。満島ひかりにも似てるかもー。
登場人物たちの背景があまり描かれずにどんどん仲間も敵も増えて…という軽妙なテンポは賛否あるかと思いますが、まぁいいんじゃないでしょうかね。どうせたいしたドラマも展開するわけでもないし!と軽ーく観ていたらアラ不思議。ほんとうにそんな感じでラストまで…。
クライムムービーなのでどんでん返しや、裏をかくことに重きを置かれてるんだろうなぁと思いましたが、全体的に流れるあまりにもな力押し感。「すっかりダマされたー!」ではなくて「ドカンと一発!」のほうの爽快感が味わえるタイプでした。